バルト産天然琥珀 14KＰＧ真っ白ボーン
ロイヤルアンバーペンダントトップ 4.6ｇ  

真っ白ボーン、透明黄色、更にはレッドコニャックが非常に美しく交じり合う
１４Ｋピンクゴールド金具を使用したペンダントトップです。

こちらは私個人のコレクション（購入後暗所保管 未使用）からの放出です。
ロイヤルアンバーの中でも最高峰とされる白地に透明黄色が美しく交じり合う
天然原石を贅沢に１４Ｋピンクゴールドのバチカンやフレームで仕上げてあります。
更にこちらはマルチでもう1色、天然色のコニャックレッドも色味に華やかさを添えています。
小ぶりですが、そのモザイクのようなバランスの良い模様のある琥珀の
存在感は小さくとも絶大です。

こちらはリトアニアの琥珀研磨師さん、マリウスさんの作品になります。

☆琥珀：バルト産天然琥珀 真っ白ボーン、透明黄色、透明レッドコニャック
無処理 非加熱

☆ペンダント外寸：49（バチカン込59㎜）x17x8mm 総重量：４.６ｇ

☆琥珀年代：６000万年前層

☆金具：１４Ｋ ピンクゴールド １４ＫＰＧ

☆他：箱付

☆購入元：リトアニアの珀研磨をされているマリウスさんより直接。

☆未使用新品（ビンテージ琥珀）

☆発送方法： クロネコヤマト宅急便60サイズ送料込み


◆オークション終了後３日以内(日曜日終了の場合、水曜日期限）までにお ☆ We won’t accept the bidders from GoGo Shouji and Buyee since they have trouble some on our business. Thank you for your understanding.
ロイヤルアンバーとは白い琥珀を意味します。その昔、王侯貴族が競って収集した白い琥珀がロイヤルアンバーです。
バルト産の琥珀のほとんどは透明、不透明の黄色です。黄色の不透明のものも販売側はロイヤルアンバーと呼ぶことも多いですが、
本当の王侯貴族が競って収集したというロイヤルアンバーとは本来は非常に貴重な、産出量が非常に少ない白い琥珀、
白さが際立つ琥珀のことです。（黄色の不透明琥珀はバタースカッチと呼ばれます。)

本来の白を含む、感じるロイヤルアンバーの産出量は全体のたった0.1％～0.2％ほど。
ロイヤルアンバーは本来大変貴重なものなのです。まただからこそ、ロイヤルの名が付いているのです。白い琥珀は
液体の樹脂が泡状になり、空気を多く含み、年月をかけて高圧縮されたものですので、普通の琥珀に比べても更に軽いです。

琥珀は加工がしやすく、熱処理、合成から、着色まで特にバルト産は本当に無処理の天然だと言えるのは透明黄色、
不透明黄色、ロイヤルアンバーくらいです。チェリー、コニャックにも天然色はありますが、着色も多いのでその違いを
目視でだと業者さんでも見分けが難しいそうです。バルト産のレッドはまず着色です。グリーンは黄色い琥珀に焼きを入れて
グリーンに見せるか、穴を黒く塗り、更に黒い糸を通してグリーンに見せるか、更に技術が進むと着色、熱処理で合成
という形で新しく作り出されて来ました。

最近ではロイヤルアンバーの価値があがった為、更にロイヤルアンバーの加工品、合成品まで行われているのも確認しています。
ちょっと前まではロイヤルアンバーの加工品は一目瞭然でしたが、最近では非常に高度になっています。

スパングルは空気を入れて圧縮して作り出します。綺麗に沢山のスパングルが入っているものは間違いなく熱処理圧縮品です。

天然琥珀とは私は熱処理も含めて加工のないものだと思っています。

他にもコロンビア産のグリーンアンバーの色はコパルの圧縮加工によるものです。
ロシア産のピンク(ローズ）はアンブロイド(合成品）です。

琥珀は”化石宝飾”ですので処理、加工をしてしまうとその長い年月による自然に造られたという価値は
損なわれるという思いで収集していました。

ましてや一度熱を加えて一度融解すればそれは樹脂と同じ。天然の琥珀と加工琥珀ではまず手触りが違います。
天然の琥珀はキュッキュッとした引っ掛かりがありますが、加工品にはそれがありません。
だから宝飾品には普通に熱処置が…ということは琥珀の天然という定義に関しては通用しないと思っています。

もちろん、綺麗なら良い、加工のあるなしなんて気にされない方も多いのかもしれません。

ただ私は本当の意味での天然琥珀、化石宝飾としての琥珀に非常にこだわっております。

その為、私個人が手放す品はどれも本当の意味での天然、未処理、非加熱品、自然のままの
化石宝石品であることを保障させて頂きます。





琥珀豆知識

①バルティック産 7000万年～3000万年前
（最近産出しているのは3000万年前の海底層からです。コパルも混じり始めています。）
特に寒い地方では琥珀となるには最低3000万年かかります。

②メキシコ産 3000万年～3500万年前。

③ドミニカ産 2500万年～3500万年前。

④岩手県久慈産 8500万年前。
（鉱山から恐竜の化石が産出しています。古い琥珀は硬度が高いです。）

⑤ミャンマー産 1億2000万年～9700万年前。
（恐竜の羽入り琥珀が発見されています。古い琥珀は硬度が高いです。）

⑥ボルネオ産、インドネシア産、ヒマラヤ産 1500万年前。
（ブルー発色は綺麗ですが、完全にコパルです。その為、私個人は手を出していません。）

樹脂がコパルになるまで1000万年かかります。
その後、琥珀になるまでには寒い地方で3000万年。
暖かいところでもおよそ2500万年くらいは時間がかかります。



★植物樹脂の起源

①ミャンマー産: マンサク科フウ属落葉高木モミジバフウ

②久慈産： スギ科針葉樹

③バルト産： マツ科針葉樹

④ドミニカ、メキシコ、エチオピア産： マメ科広葉樹